ABOUT カヤの平高原キャンプ場について
ずっとここにある、
変わらない森と原っぱ。
カヤの平高原キャンプ場は志賀高原の北部、上信越高原国立公園に指定される国有林に1963年に開設されました。
キャンプ場内は木の温もりを感じるロッジのほか、広々とした原っぱと草を食む牛の姿が見られる牧場があり、何も考えずにのんびりと過ごせるほのぼのとした空間。
キャンプ場からは明るいブナの原生林を抜ける遊歩道が続き、貴重な高山植物の宝庫である林床、毎月違った表情を見せる2つの湿原へのトレッキングが楽しめます。
原っぱでのんびりしたり、手つかずの美しい自然のなかを散策したり……大人はもちろん、子どもにとっても、日常では体験できないそぼくでやさしい空気を感じられる場所です。
朝もやと星空につつまれて
カヤの平高原キャンプ場で出会える風景のひとつ、朝もや。早朝4時ごろからうっすらと漂いはじめ、一体を包み込む様子は、幻想的で時間を忘れて見入ってしまうほど。朝日の光が差し込む神々しい瞬間を目にすることも。そして、夜には空一面に星が輝き、天然のプラネタリムに。朝と夜の異なる表情が楽しめます。
美しいブナの林と湿原の花々
キャンプ場からは徒歩10分ほどで南ドブ湿原、徒歩40分ほどで北ドブ湿原へと続くなだらかな遊歩道が。樹齢300年を超える美しいブナの木々や高山植物の道を抜けて現れる湿原には、毎月のように見頃を迎える花々が咲き誇っています。高原の涼やかな風を感じながら、国立公園ならではの手つかずの自然を堪能できます。
なにもしない自由
キャンプ場での過ごし方は自由。牧歌的な原っぱの上でなにもしない時間を過ごしたり、いつもよりも時間をかけてゆっくりとお料理をしても。ただそこにいるだけで、川の水の冷たさや高原ならではのさわやかな風、小さな生きものたちの気配を感じる、どこまでものんびりとした時間が流れます。